自律走行ロボット
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研究課題:つくばチャレンジを通じた自律走行ロボットの開発
群馬大学橋本・川口研究室と株式会社両毛システムズから成るチームは、自律走行ロボットの開発を目標に、つくばチャレンジを通じて革新的なロボット技術開発に取り組んでいます。現在の開発では、高度な計測・制御技術を駆使し、自律走行や物体検出、自己位置推定などの多様な課題に挑戦しています。搭載された主要なセンサには、3D LiDAR、深度カメラ、GNSSアンテナ、およびIMUが含まれており、正確な周囲認識とマッピングが可能です。
現在の開発での主なアプローチは、ROSのmove_baseによる自律走行とLiDARベースの自己位置推定です。さらに、カメラ画像を用いた物体検出やセマンティックセグメンテーションによる路面認識など、新たな技術的挑戦を積極的に進めています。また、GNSSを統合した高精度な位置推定やホイールオドメトリの精度向上も目指しています。3年目の挑戦となったつくばチャレンジ2024では完走を達成しています。技術革新を通じて未来のロボット社会に貢献する取り組みに、ぜひご注目ください。